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【損害保険でカバー】フォークリフトの重大な事故

こんにちは、いけしん保険エージェンシーです。

今回は物流や運送業で広く使われているフォークリフトの重大な事故につながる様々な危険(リスク)についてまとめてみました。

簡単に乗れる、広く使われている、様々な人が乗るからこそ、しっかりとした注意と保険が必要になります。
今回は、そちらをご紹介します。

リスクについて

1.人のリスク
2.物をリスク

の2つに分けられますが、より細かく見ていくと、

1. 人のリスク


1-1.(従業員のケガ)構内で、自分の会社の従業員を轢いてしまう事故やフォークリフト運転者自身のケガ

1-2.(他人のケガ)公道で、他人を轢いてしまう、構内で取引先を轢いてしまう

2. 物のリスク


2-1.(自社の損害)自社の棚や壁に衝突してしまう事故

2-2.(他者の損害)保管中の商品等の破損、搬入先での事故

2-3.事故によるフォークリフトの損壊

と多岐に渡ります。

運送業者として、ついついお客様の商品を壊してしまった際の補償を一番に考えがちではありますが、

やはり事故で一番大きな損害となるのは、【人のリスク】です。
まずは、【人のリスク】からご説明します。

1.人のリスク

フォークリフトを扱う中で最重要ポイント!


事故の際に、真っ先にお支払いとなるのが、「自賠責保険」です。

自動車等で聞く事が多いのですが、フォークリフトにも「自賠責保険」をかける必要があります。

ただし、構内のみで使用する場合などは強制加入となっていないことがありますので、かけ忘れないように注意しましょう。


1-1. (従業員のケガ)構内で、自分の会社の従業員を轢いてしまう事故やフォークリフト運転者自身のケガ



運送業において、荷物の搬出入の際のケガも多いです。

構内での事故も多く報告されています。

軽い事故なら、労災で大丈夫と考える社長さんも多いですが、

フォークリフトでの事故では、大きなケガに繋がる事故も多数報告されています。

大きなケガを負った従業員が、会社を訴えてくる。
なんてことも最近では珍しい事ではありません。

・ケガに対する保険:労働災害総合保険、傷害保険など
・従業員が訴えてきた際の保険;使用者賠償責任保険など


弊社では、上記の2つがセットになっている、「業務災害補償保険」をオススメしています。
(団体としての割引が最大50%!)


1-2.(他人のケガ)公道で、他人を轢いてしまう、構内で取引先を轢いてしまう



公道で走るフォークリフトに関しては「自動車保険」を絶対にかけるようにしましょう。
上述の通り、「自賠責保険」も忘れずにかけましょう。

構内のみ使用するフォークリフトに関しては、「自動車保険」と「自賠責保険」に加入するという事も出来ますし、他に、「施設賠償責任保険」で対応することが出来ます。

2.物のリスク

2-1.(自社の損害)自社の棚や壁に衝突してしまう事故



自社の棚や壁に衝突してしまう事故に関しては、

保険会社によって、商品によって解釈が大きく変わってきますので要注意です。

自社の棚等の損害に関しては、「賠償責任保険」では網羅されません。

さらに、保険種類によっては、自分の「火災保険」でお支払いも可能な場合があります。

内容をしっかり確認してみることをオススメします!


2-2.(他者の損害)保管中の商品等の破損、搬入先での事故



保管中の商品にフォークリフトが突き刺してしまう。

フォークリフトで移動中に荷崩れしてしまう

など、保管中の商品に損害を与えてしまう事は容易に想像がつきます。

さらに、搬入先で棚や壁を壊してしまうなどの事故に関しては、常に「管理している建物」の場合、賠償責任保険ではお支払いされない場合もあるので要注意です。

・対象の保険:請負賠償責任保険、車両リスク管理者賠償責任保険、事業活動総合保険


2-3.事故によるフォークリフトの損壊



事故によるフォークリフトの損壊においては、

・「自社の」フォークリフト
・借用中などの「他社の」フォークリフト

の、2つに分かれます。

自社のフォークリフトに関しては、公道を走る等の車両番号の指定または市町村長交付の標識を受けていないもの。

いわゆる、ナンバーが付いているものに関しては、「自動車保険」の車両保険になります。

公道を運転中などの対人・対物事故も合わせて、

「自動車保険」になりますので、「自賠責保険」と共に加入しましょう。

ナンバーのないものに関しては、「動産総合保険」で引き受ける事になります。


他社のフォークリフトに関しての注意点は、搬入先でのフォークリフト等は、

「管理財物」に該当し、通常の運送業での賠償責任保険では補償対象外となることが多いです。

リース・レンタル財物に対する補償をする特約や、包括で補償してくれる保険がありますので、確認しましょう。

まとめ

フォークリフトの事故一つとっても非常に煩雑でわかりづらいです。
しっかり補償をかけているつもりが抜けていた等ないよう注意が必要です。

ご相談の際は気軽にお問合せください。

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